環境リサイクル事業 生田 有一

「開拓者精神」と「チームプレー」

パンパシフィック・カッパー株式会社(出向)
佐賀関製錬所 リサイクル部 リサイクル課
リサイクル係
自然科学研究科卒 2004年入社

※所属・内容等は取材当時のものです

私の仕事

リサイクル原料の受入から設備の稼働維持管理までを担う

国内及び海外から集荷されたリサイクル原料は、佐賀関製錬所へ有価原料として持ち込まれ、銅製錬工程で銅原料と共に処理されます。
私は、その前段である、リサイクル原料の受け入れと前処理業務を行っています。具体的には、リサイクル原料の入荷量管理、リサイクル原料前処理設備の維持・コスト管理、安全管理、さらなるリサイクル原料処理量増に対応するための設備投資計画の策定並びに遂行などです。
処理量増に対応するための新規設備の設計から稼働・維持管理なども担当しており、目標の達成感とその成果を十二分に実感できる、やりがいのある仕事だと感じています。

印象に残る仕事

職場全体で「ブレークスルー」を生み出す

新規設備の稼働時には、必ず初期トラブルが発生します。この初期トラブルの原因を究明するため、データや文献及び、過去の経験に基づき解析を行い、対策を立て設備改善などを実施し、想定通りの結果と成果を実感できた時に、この仕事の面白さを感じます。原因の究明に時間がかかり、やっと「ブレークスルー」のポイントを見つけることができた時の喜びは感無量です。
ガス化キルン設備の立ち上げの際は、プラント内の熱管理がうまくいかず苦労しましたが、データ解析、小規模試験、情報収集と、作業員との意見交換を繰返しながら、想定できるあらゆる手段を講じていくことで、一筋の光を見つけていきました。
この一筋の光を見つけるまでは、長い道のりでしたが、上司、部下、作業員などの多くの仲間の支えと協力体制があったからだと確信しています。即ち、決して一人ではないからこそ「ブレークスルー」のポイントが見つかったのだと思っています。

仕事をするうえで大切にしていること

ポイントを鋭く察知する「センス」

私は、「百聞は一見にしかず」という諺を座右の銘としています。人から聞くだけではなく、実際に自分の目で現場を確認することを心がけているのです。何事も他人から聞くのではなく、まず自分の目で見ることが問題解決の早道であり、原因の早期発見に繋がる場合が多いものです。
また、作業員とのコミュニケーションも大切にしています。一つ一つの設備を管理する範囲はとても大きく、一人で出来ることには限界があります。いろんな人の様々な意見を聞き、みんなと議論しながら物事を決めていく、このプロセスを大事にすることで、結果的に仕事は早く進むものです。こうしたことに加えて、設備管理のセンスを磨くことも意識しています。設備を管理する上で、押さえるべきポイントは必ずあります。
そこはどのような状況にあっても徹底的に管理しなければいけません。そのポイントを探し出すことは、言わば「設備管理のセンス」が問われると思っています。センスである以上、日々の勉強や経験を基に、磨けば磨くほど光るものだと信じています。

後輩に

開拓者精神で無から有を創造

JXグループの魅力はたくさんありますが、特に大きく二つあると実感しています。一つは、若いうちから責任ある立場で、大きな予算と人と設備を動かすことができること。重要なポジションで働くこととなり、プレッシャーもありますが、結果が出れば、とても大きな手応えを得ることができます。私は、自分自身が毎日成長していることを実感しています。
二つ目は、リサイクル業界は、世界中の誰もが成し遂げなかったことを、一から計画し、実行することが多いという点。無から有を生み出す苦しみはあるものの、自分のイメージした設備を現実化することができるのです。開拓者精神を持って仕事に取り組むことが出来る人にとっては、その資質を存分に活かせる環境が当社にはあります。
また、日本だけではなく、海外に拠点と取引を持つ会社であることも魅力の一つ。私の同期は、数年間台湾やチリでの勤務をしている人もいます。私も数回ですが、海外出張の経験があります。海外での仕事に興味がある人には、経験が積め、人間的にも成長できる環境があると考えます。