JX金属
JX Metals Recruitment Information
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社員紹介

物流のプロフェッショナルへ。
物流の
プロフェッショナルへ。
野上 理紗
RISA NOGAMI
物流
本社 物流部
2015年 新卒入社
環境情報学部 卒
学生時代に熱中したことは?
かけがえのないプレゼント。

ゼミ活動に注力していました。分野は発達心理学および認知科学です。子どもを取り巻く環境と、その後の言語や知能レベル、あるいは性格といった発育との関係性について研究しました。実際に乳幼児を育てているご家庭に協力していただき、月に数回、定期的にお子様の観察や母子へのヒアリング調査を行いました。調査期間は、お子様が生まれてから3歳になるまでのおよそ3年間。母子にとって非常に重要な時期であるので、ご協力いただけることへの感謝の気持ちを忘れずに、一生懸命取り組みました。とはいえ、最初はお互い遠慮してしまって関係性が良好とは言えず……。そこで私が心がけたのは、積極的にコミュニケーションを取ること。人を対象とした研究だからこそ、その人たちとの信頼関係がなければ始まらないと考えたのです。次第に、お母様もお子様も心を開いてくれるようになりました。お子様の目まぐるしい成長を見守る微笑ましい毎日。この期間で学んだのは、学問だけではありません。一番の成果は、コミュニケーションの重要性を学べたこと。そんなかけがえのないプレゼントをくれたお母様とお子様には感謝してもしきれません。

JX金属を志望した理由は?
ここでチャレンジしてみたい。

「人」と「事業内容」に惹かれました。就職活動に取り組む中で、さまざまな企業の説明会に参加しましたが、中でもJX金属からは人を尊重し、大切にする文化が感じられました。また、個性的な社員一人ひとりが生き生きと自分のペースで働いているという雰囲気も魅力的でした。学生時代のゼミ活動で学んだコミュニケーションにかける意識をここでなら生かせるのではないか。そう考えたんです。またJX金属は産業の上流から下流まで、国内外問わず幅広い事業を展開しています。社員も多様な仕事・働き方の中でそれぞれのミッションを担い、活躍しています。JX金属が織りなす文化や雰囲気の中で、さまざまなことにチャレンジしたいと強く決心し、志望しました。

現在の仕事内容を教えてください。
製品を送り届けるために。

私の所属する物流部は、JX金属の薄膜および機能材事業、金属・リサイクル事業の貿易業務を横断的に管轄し、多岐にわたる業務を遂行しています。貿易業務とは、主に製品の輸出手配や原料の輸入手配を指します。簡単に言うと「必要な物を、求められた納期までに届けること」がミッションです。具体的には、外部物流会社や社内の営業および工場担当者と打ち合わせを重ね、納期通りに製品や原料などのあらゆる物を届けられるよう手配します。競争力の高い運賃の入手をはじめ、各製品のニーズに合った物流サービスの選択、既存の物流網の見直しおよび改善も行います。

その中で私は輸出入手配、適正な価格の入手、最適な物流網の検討・構築を担当しています。お客様の窓口となる営業部門から寄せられる依頼に対し、スピーディーかつ丁寧に対応し、さまざまな要望に応えています。また営業部門からの多種多様な問い合わせをヒアリングし、「何に困っているのか」「本当はどういったことが知りたいのか」といったニーズの本質をくみ取り、最善の提案をすることも私のミッションです。

仕事のやりがいや難しさをどのような部分に感じますか。
供給に貢献している実感。

メーカーであるJX金属にとって、物流部門は「製品を運ぶ」という重要な役割を担います。国内外問わず、世界のどこかで生まれるニーズに対応し、お客様、ひいては社会の役に立っていると実感できる点にやりがいを感じますね。しかし、最適な輸送を計画・提案するためには、外部輸送会社はもちろん自社工場、営業部門、海外現地法人などとの密な連携が必要であり、リスクや収支など考えなければならないことが多く、難しい場面も多いです。それでも自ら考え、実行した輸送が非鉄金属の供給に貢献していることを思うと、「次も頑張ろう」と思えますね。また、依頼元である営業部門のニーズに沿った最適な輸送を実現させ、感謝の言葉をいただいたときは嬉しいです。

働いていて感じるJX金属の魅力は?
型にはまらない自由な働き方。

「風通しの良い社風」「若手の裁量の大きさ」「柔軟な働き方」。JX金属の魅力を語る上で欠かせないキーワードです。まず「風通しの良い社風」について。これは私自身の入社の決め手でもあります。どんな状況であっても力を合わせて助け合う意識が、社員一人ひとりに深く根付いていると思います。加えて福利厚生が手厚く、制度面においても社員を大切にしている会社であると感じています。次に「若手の裁量の大きさ」。これはどの社員も感じていることだと思いますが、年次関係なく責任のある仕事を任せてもらえます。とりわけJX金属は若いうちから役職につけることが特徴。必然的に大きな裁量が与えられるため、チャレンジする機会に多く恵まれます。

最後に「柔軟な働き方」について。現在、本社ビルではオフィスに自席を持たない、その日の仕事内容によって自由に働く場所、時間を選択できるというABW(Activity Based Working)を採用しています。打ち合わせが多い日はオープンエリア、作業に集中したい日は植物で視界が遮られているデスク、アイデア出しを行う日は景色が見える窓際のカウンター席といったように、その日の業務内容に合わせて働き方を自由に選ぶことができます。このような型にはまらない働き方は、生産性向上にも寄与していると感じますね。また、部署で固まって座ることがないため、話が聞こえてくることをきっかけに他部署の方々と関わる機会も多く、さまざまな情報を交換できます。そのため新しいアイデアを見つける場面も多いです。

これからの目標を教えてください。
多様な経験を通じて、世界へ。

現在、部署再編に伴い、物流部の業務範囲が拡張されています。薄膜および機能材事業や金属・リサイクル事業のみならず、各工場や各海外拠点における物流も管轄するようになるため、物流部の担う役割は今後一層重要になっていくでしょう。それに伴い、管理体制の構築や物流網の最適化を行う必要があると考えています。私の目標は、そうした大きな変革期の中で、さまざまな工場や海外拠点で物流業務を経験し、物流のプロフェッショナルになること。そして、物流部門、ひいてはJX金属に貢献することです。これからもチャレンジ精神と柔軟性を常に意識しながら、世界を舞台に活躍していきたいと思っています。

Episode
物流体制の再構築に向けて。

入社3年目より、電子材料製品の輸出業務における物流システムの再構築に取り組んでいます。物流システムの再構築は、物流コストの低減やBCP(事業継続計画)の強化という観点から、物流部としての最重要課題でした。しかし、当時使用していた物流システムは10年以上も前につくられたもの。まずはこの既存の物流システムの改修を急がなくてはなりません。さらに難航を余儀なくしたのは、関係者が多岐にわたっていたこと。外部物流会社とはもちろん、社内の営業部門とも連動しているシステムのため、それぞれの利害関係を考慮しながら調整するのは非常に大変でした。それでも、上司や同僚のサポートを得ながら、根気強く各関係者と打ち合わせを重ね、誰もが納得できる落としどころを発見。翌年に既存物流システムのベース部分、2年後には大部分の改修を完了させることができました。結果として、JX金属の物流体制を大きく変えることに成功し、物流コストの低減およびBCPの強化を実現できました。さらに幸いなことに、この功績が認められ、物流部として社長表彰奨励賞を受賞。困難な課題に立ち向かい、それを乗り越えた先にある達成感は想像以上でした。自分自身に自信がもてるようになりましたし、「もっといろいろなことに挑戦にしたい」という好奇心も芽生えました。

※社員の所属部署は取材当時のものです
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