JX金属
JX Metals Recruitment Information
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社員紹介

世界へ、踏み出したい。
世界へ、
踏み出したい。
平原 祐太郎
YUTARO HIRABARA
金属・リサイクル営業
金属リサイクル事業部 営業部
2014年 新卒入社
経営学部 国際経営学科
JX金属を志望した理由は?
海外と関わる仕事がしたい。

大学在学中は海外旅行に熱中しました。アジアや中南米を訪れることが多かったです。3年生のときには、交換留学制度を活用してアメリカの大学へ。帰国後も、アメリカと縁が深い中南米諸国を巡り、ボリビアには3カ月間滞在しました。就職活動では、旅行で何度も訪れた南米と関わりのある会社を中心にして、説明会に参加しました。そして見つけたのがJX金属です。調べてみると、チリでの鉱山開発や銅製錬など、国内外問わず幅広い事業を展開していることを知り、その大規模なスケールに魅力を感じました。選考の過程では、多くの社員の方々と話す機会に恵まれました。自分の仕事について熱心に話してくれる姿勢や、フランクな雰囲気。自分の性格に合ってそうだと思いました。「ここで海外と関わる仕事がしたい」と決意し、JX金属を志望しました。

現在の仕事内容を教えてください。
工場全体を俯瞰する。

JX金属では使用済みリチウムイオン電池から、コバルトやニッケルといった金属材料を回収し、再び電池の原料として使用する「クローズドループ・リサイクル」の実現を目指しています。その中で私は営業担当として、原料となる使用済みリチウムイオン電池の調達をはじめ、そこから抽出されたコバルトおよびニッケルの販売を行っています。リチウムイオン電池はあらゆる電子製品に使われており、未来の社会を形づくる各種デバイスや次世代自動車に欠かせない材料として近年注目が集まっています。そんな社会的意義の高い製品を扱うことにやりがいを感じます。また、それらの業務と併せて収支管理を行うことも私の仕事の特徴。つまり「調達・販売」だけではなく、それらの活動にかかる費用や売り上げ、あるいは操業にかかる設備改修などの費用まで管理するということ。理解しなければならないことが多く、困難な場面もありますが、工場全体の動きを俯瞰しながら取り組めるので、それもまたやりがいにつながっています。

働いていて感じるJX金属の魅力は?
自由であることの責任。

若手のうちから裁量をもって自由に働くことができる部分に魅力を感じます。もっとも、自由と責任は表裏一体。自由があるからこそ、責任を問われる場面に多く直面します。しかし、そんな状況でも試行錯誤しながら常に主体的に取り組むことで、仕事のコツや業務に付随するリスクなどを身をもって学ぶことができます。最近では新型コロナウイルスや本社移転の関係で、在宅勤務やオンライン会議、フリーアドレスなど、手段や場所を問わない働き方が浸透してきました。こうした働く上での自由度の高さもJX金属の魅力だと思っています。

これからの目標を教えてください。
色あせない想い。

入社から一貫して金属リサイクル事業に携わり、原料調達から製品販売、収支管理まで幅広い仕事に取り組んできました。そのおかげで知見も視野も広げられたと思います。しかし、学生時代に思い描いたことは、まだ実現できていません。「海外と関わりたい」。今なお、その想いは色あせません。今後はこれまで培ったスキルを生かして、世界というフィールドに踏み出し、海外のお客様に向けた営業活動を行いたいです。近年、全社的に海外展開が加速しています。金属リサイクル事業も例に漏れず、現時点で取引先の半分以上は海外企業であり、今後一層の拡大が見込まれているマーケットです。そうした環境の変化に対応するべく、今のうちから海外のお客様と本格的に関わり、JX金属の最前線で活躍していきたいと思っています。

Episode
50年ぶりの大規模定期修理にて。

2017年、その頃私は入社4年目で、大分県佐賀関製錬所のリサイクル部に勤務していました。そこでおよそ50年ぶりに実施される大規模定期修理に携わりました。年に数回行う通常の定期修理と異なり、ほとんど一から施設全体をつくり直すと言っていいくらい大掛かりな作業。製錬所は原則として24時間365日継続的に稼働するため、修理を行う場合は操業をストップする必要があります。通常の定期修理では一時的なものではありますが、この大型定期修理では2カ月間にわたり停止させました。

それに伴い課題となるのが、製品の原料となるスクラップを保管するスペースの確保です。スクラップは他社メーカーの工場などで止まることなく生み出され続けるもの。製錬所が停止している間、スクラップを処理できなければ、他社工場の操業が止まってしまう恐れがあります。そこで本社の原料調達部隊から、定期修理中に入荷するスクラップの見込み量を聞いたり、その量を保管するために必要な場所の面積を計算したり、他部署と細かく調整を繰り返したり、さまざまな対応に勤しみました。やがて製錬所の敷地内だけではスペースを確保できないことが判明。外部倉庫会社と交渉の末、やっとのことで保管スペースを確保することができました。不安ばかりの日々でしたが、仕事の段取りをはじめ、社内や社外とのコミュニケーションの取り方など、現在の仕事にも生かせる大切なことを学んだように思います。

※社員の所属部署は取材当時のものです
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