コーポレートセクション 太田 善文

世界的なプロジェクトを支える醍醐味

パンパシフィック・カッパー株式会社(チリ)(出向)
経済学部卒 2005年入社

※所属・内容等は取材当時のものです

私の仕事

世界的プロジェクトを人事面で支える

私は今、パンパシフィック・カッパー社の子会社にあたるSCM Minera Lumina Copper Chile社(カセロネス鉱山の管理・運営会社)で人事業務に携わっています。基本的な組織構成は、ほぼ日本と同じで、部長を筆頭に全体管理、人事、採用教育、労務管理、労働組合対応、総務などのセクションごとに責任者・担当者が配置されています。私はこのうちの全体管理業務の一員として、各セクションの課題について部内外のチリ人・日本人スタッフと方針などを検討するとともに、日本側へ人事に関する情報を伝達する役割を担っています。
チリ人が9割以上を占める職場環境なので、日々の仕事ではスペイン語が主体となります(かつ重要な会議などでは英語も使われます)。赴任するまで勉強したことがなかった語学なだけに、絶えず辞書を片手にしながら文章の読み書きを行い、また何度も聞き返しながら会話をする日々ですが、人事という仕事に限れば、会社組織の枠組みや労働法の内容など、チリと日本で共通する部分も多いため、語学面でのハンディをこれまで日本で培ってきた経験で補えていると感じることも多々あります。
今後は日本の人事制度の優れた部分を取り入れるなど、知識や経験を存分に活用して会社の発展により積極的に関わっていきたいと考えています。何よりチリ人はamable(スペイン語で親切・優しい)なので、楽しく仕事ができているのが嬉しいですね。

印象に残る仕事

過去と現在を融合するプロジェクトを経験

当社は創業から100年以上続く企業です。その過程では、様々な規模の会社と統合・分離を繰り返して現在に至っています。こうした歴史の積み重ねが、当社の文化・当社のDNAを築き上げていますが、一企業の規則や規定という観点で見てみると、制度の成り立ちが異なる各社の規則をつなぎ合わせて作ってきたからでしょうか、例えば「または」と「又は」のように表記が統一されていなかったり、読み取り方によっては2つの解釈が存在しうる言い回しになっていたりと、歴史が長いがゆえの弊害も見られていました。
また、文面上には記載がありませんが、長い慣行の中で、暗黙の了解として取り扱いが決まっているいわゆる「内規」というものも存在し、社員にとってわかりにくい状態が続いていました。こうした状況を打開するべく、私が中心となって、社員が理解しやすい表記に変更する作業に取り組んだことがあります。
具体的には人事関連の規則類や関連する法律の言い回しなどの全てに目を通したうえで、1.表記の統一、2.表現のシンプル化・現代的表現への書き換え、3.内規の規則への盛り込み、4.内規や規則の正しい解釈のデータベース化(Q&A集作成による解釈の見える化)を行いました。膨大なデータのチェックから始まり、表現の一つひとつにまで検討を加える作業ということもあり、結果的には2年を超える大がかりなプロジェクトとなりましたが、その甲斐あって、過去と現在をうまく結びつけるモデルチェンジが図れたと自負しています。

仕事をするうえで大切にしていること

意識的にオン・オフの切り替えを

仕事をためないことが大切だと考えています。今、自分がどれだけの量の仕事を担当しているのか、締切はいつなのか、自分がどのようなスケジュールで取り組めば、それぞれの仕事が滞ることなく進められるのか。これらを常に頭に入れて業務を遂行しています。仕事ができるようになると、周囲の信頼を得られ、それが次の仕事につながっていきます。言い換えると、任される仕事の量がどんどん増えていき、また任される仕事の内容もどんどん重要なものになっていきます。
だからこそ、昨日よりも今日、今日よりも明日という形で、業務の効率化や自分自身のスキルアップを通じて業務遂行のスピードアップに日々励み、仕事を進めていくことを心掛けています。こうした循環の中で何より重要なのは、常に自分自身に余力を持たせた状態で仕事に臨むことです。
いつ急に重要な仕事が舞い込んでくるかもしれない状況の中、絶えずエンジンをフル回転にして仕事をしていたら、そのうちオーバーフローを起こして体を壊してしまいます。オン・オフの切り替えを大切にしながら、またオンのときでも幾ばくかの遊び心を持ちながら仕事に取り組んでいます。

後輩に

歴史が作られる瞬間に立ち会う

会社が大きな成長を果たさんとするその瞬間に立ち会えるということは、当社の魅力の一つだと感じています。わかりやすいところでは何と言っても鉱山事業です。10年近くもの歳月をかけて準備を進めてきたカセロネス鉱山が、ようやく事業を開始し、さらにはフル稼働状態となって収益に貢献しようとしている。日本国内では経験できないようなダイナミックなプロジェクトの歩みをリアルタイムに目で見て肌で感じられることができるのは、貴重な経験だと思います。
他にもタブレットやウェアラブル端末など、未来予想図に描かれていたような世界が実現しようとする中、電材加工事業を通じて、魅力的な製品供給に関わることができるというのも、また違った醍醐味ではないでしょうか。
日常業務においては、広範な仕事を任せてもらえるところに魅力を感じています。定期的に転勤や職場異動があることも、新しい土地を知り、新たな人間関係を構築できる良い機会だと実感しています。

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