電材加工事業 梶浦 理恵

スマートフォン市場をリードする手応え

電材加工事業本部 機能材料事業部
圧延・加工材料ユニット
法学部卒 2012年入社

※所属・内容等は取材当時のものです

私の仕事

営業担当として世界を相手に

入社して2年間は倉見工場に勤務し、国内商社および当社海外拠点向けへの受注から生産手配、出荷、売上計上といったバリューチェーンの根幹業務に従事しました。その後現部署に異動し、加工営業担当として、米国スマートフォンメーカーの営業対応窓口、および国内大手電子部品メーカーや中国華東地域(上海エリア)顧客へのマーケティング・販売業務を担当しています。製品市場の特性や顧客ごとのニーズを分析し、販売戦略を立案し遂行すること、そして日々の顧客からの引合い、各種問合せに対する対応を行いながら、当社銅合金製品を販売していくことが私の仕事です。
量産製品の納期調整やサンプル生産対応など生産管理部署と調整を行ったり、当社の銅合金開発について、市場でどういった特性の製品が求められているかをヒアリングし、開発・製造部門へフィードバックするなど、顧客と工場の橋渡しも重要な仕事の一つです。

印象に残る仕事

市場に与える影響力の大きさがやりがいに

入社2年目の終わりから、米国スマートフォンメーカーの対応窓口を担当しています。私の所属する部署は、スマートフォン・PCなどの民生機器や自動車、産業機器に搭載される部品に使われる素材を扱っています。従って我々の顧客はこれら部品を製造する加工メーカーとなりますが、その先の顧客であるセット(最終製品)メーカーを直接担当することは珍しいケースであり、学びの多い貴重な経験ができています。
新しいモデルの立ち上がり時期にちょうどその企業の担当となり、これまで全くやり取りしたことのない国内外の部品メーカーから、連日問い合わせやサンプル要請が入るようになりました。素材というサプライチェーンの最上流に我々は位置するため、当社の納期は、直接の顧客の生産計画だけでなく、最終製品の市場へのリリース計画に対しても影響を及ぼしかねません。工場・海外拠点と緊密に連絡を取り合い、顧客の要求に対応している際は、世界中のサプライヤーが協力し合い一つのプロジェクト(最終製品)を作り上げているような感覚も覚えました。
そんな思い入れのある当社素材製品が、最終製品となり店頭にならんでいるのを目にするとやはり嬉しいですね。まだまだ経験が浅いですが、思い入れのある素材製品を今後一つずつ増やしていければと思います。

仕事をするうえで大切にしていること

「想い」がモノづくりを支える

どんな仕事でも自分なりの「想い」を持って取り組むようにしています。顧客の話を直接聞けるのは営業の醍醐味でもあり、またその情報を関係者へ展開することは重要な使命でもあります。
しかし、いかに重要な顧客や急ぎの案件であっても、営業がその案件に意志を込めずに取り組まなければ、工場をはじめ関係者にはその重要度や緊急性が伝わらず、結果的に「なんとなく」の対応になってしまいます。若手であっても、自身の回答が顧客の操業計画や当社の評価すら変えてしまうことを意識し、責任感と使命感をもって仕事に取り組んでいます。
石油・鉄鋼・非鉄業界などは典型的な装置産業ですが、実際に製造している現場を知ると、むしろ「人」が造り上げていることを意識させられます。無機質で画一的に見える素材であっても、開発、製造の一つひとつの工程を経て一つの製品になるまで、たくさんの人が携わっています。私は、造り上げている人の「想い」を活かせるような営業になりたいと思っています。

後輩に

「仲間」「チーム」が似合う会社

鉱山事業がルーツである当社には「一山一家」という言葉があります。常に仕事が危険と隣り合わせの環境の中で生まれたこの言葉は、山で働くすべての人が“家族”であるという意で、当社に連綿と続く強い連帯意識や従業員尊重の精神として語られます。当社の魅力は、そんなDNAの中にあると思います。「仲間」「チーム」という言葉が似合う会社であり、どこか居心地の良さを会社に感じている人が多いのではないでしょうか。
また一方で、一人ひとりを個人として重んじる社風があると感じます。会議の場で、若手もベテラン社員もいろいろな視点から活発な意見のやり取りが行われている姿が日常的に見られるのも、こうした社風を表すものだと感じています。
また、当社では入社2年目の社員全員が12週間の海外語学研修を実施します。私はカリフォルニア大学へ留学し、ビジネスコースを履修しました。担当業務から離れ、語学研鑽や異文化体験の研修を若手の教育プログラムに組み込むなど、“家族”(社員)の育成・成長のために色々な機会を提供してくれる会社だと思います。