JX金属
JX Advanced Metals Recruitment Information
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社員紹介

立場を越えて議論する。
JX金属の強さの源泉。
宮永 旭
AKIRA MIYANAGA
材料・プロセス(製造・生産技術)
JX金属製錬株式会社 佐賀関製錬所 技術部 生産管理課 企画担当
2013年 新卒入社
工学研究科 マテリアル生産科学専攻 修了
現在の仕事内容を教えてください。
将来を見据え、
物流効率向上を図る。

大分県佐賀関製錬所は、銅鉱石やリサイクル原料をもとに純度が99.99%以上の銅地金を生産しています。「製錬」とは、銅精鉱という銅純度が10~30%の黒い粉末状の原料に、酸化・還元・電気分解などの処理を行い、純度を上げていくプロセスのこと。私は生産管理課の企画担当として、安定操業・品質維持を目指して原料の調合や処理計画を立案し、実行に向け操業調整をしています。また生産物量の策定や中間品となるアノードの電気分解工程での処理計画、各製品の物量管理も担当しています。

アノードは銅地金をつくる過程で生まれる最終製品の一歩手前の銅の板のことで、精製炉で鋳造されます。銅品位が99.4%で、残り0.6%の中にさまざまな不純物元素が含まれます。不純物元素の内訳はロットにより異なるため、電気分解工程以降の操業に影響が出ないようアノードの装入計画や電錬工程、日立精銅工場への運搬計画を策定しています。将来のIoT・AIの導入を見据え、物量管理方法の刷新や各製品・中間品管理方法の見直しなど、物流効率向上を目的としたプロジェクトにも携わり、現場が安全かつ省力的に生産活動ができる方法を日々検討しています。

仕事のやりがいや難しさをどのような部分に感じますか。
現場の視点を生かして、
4,500トンと向き合う。

佐賀関製錬所は365日24時間稼働しており、一日の原料処理量は約4,500トン。日々大量の物量・物流をコントロールするため、机上の計算だけではなく現実的に達成可能なものでなければ意味がありません。設備の状態や原料在庫が刻々と変化する中では、常に現場の状況を把握しておく必要があり、現場の方々との密なコミュニケーションが何より大切です。共有された情報をもとに目的を達成しつつ、現場負荷を最小限に留める方法をスピーディーに計画するのは難しいです。

私は過去に製造現場で働いていた経験があるので、現場の視点が多少なりともあります。操業管理上の留意点やオペレーターの作業工数を理解しているため、生産計画実行に向けた調整はスムーズに進められていると思います。たくさんの意見を取り入れながら計画通りの生産、運搬が実現したときは大きな達成感を得られます。最近では物量の達成だけではなく、収支影響も加味した生産計画を組めるよう、経理的な仕事にも取り組んでいます。自分自身の計画が具体的な金額として評価されることは大きな責任が伴いますが、同時にそこがやりがいにつながっています。

印象的なエピソードは?
10%の可能性を信じて。

アノードの在庫が逼迫した状況で、電気銅の減産を回避すべく奔走したことがあります。佐賀関製錬所で鋳造したアノードは、製錬所の電錬工程と茨城県の日立精銅工場で処理しており、日立には船で運送しています。運送時間も考慮した在庫管理が必要で、管理在庫下限になると予定通りの操業が困難になります。あいにく、その頃佐賀関製錬所では大型定期修理が明けたばかり。アノードの在庫が下限より大幅に下回る状況になってしまいました。「減産は避けられない……」。メンバー全員の表情は曇り、諦めムードが漂いました。しかし、1時間単位の操業管理や日立精銅工場へのアノード運搬計画の細かい見直しなど、情報の迅速な共有を続け、電気銅の減産を回避できました。天候に恵まれたということも運が良かったです。90%の不可能に直面しながらも、残りの10%の可能性を信じて突き進み成功を収めたこの出来事は、私とっての大きな自信になりましたね。

今だからこそ思うJX金属の強みを教えてください。
前例にかたまらない
自由闊達な雰囲気。

自由闊達な社内の雰囲気、そして人間関係──。JX金属の強さの源泉はそこにあると感じています。佐賀関製錬所では、前例に凝り固まらず、立場を越えて議論する雰囲気や人間関係が構築されています。まだまだ若輩者の私ですが、所長をはじめとする諸先輩方に考えや意見を聞いてもらうことができており、それをきっかけに議論する機会も得られています。これは私に限らず、JX金属のたくさんの社員が実感していることだと思います。部署による垣根もなく横のつながりも強いため、他の部署から課題解決のヒントを得るときも少なくありません。常にプロフェッショナル意識を持って意見を発信し、より一層会社を発展させていきたいです。

Career Path
佐賀関製錬所 製造部 製錬課 錬銅係
現場と一丸になり、
採収率向上を目指す
入社後は鍰選鉱・排水処理担当の操業主任をしていました。鍰選鉱は製錬プロセスで一旦は不純物として扱われる「スラグ」という物質の中から微量の銅を再回収する、銅の採収率向上のために欠かせない工程です。オペレーターの方々と一丸となって管理、改善に取り組みました。入社4年目からは転炉・精製炉担当として、転炉での不純物のコントロールや炉内反応解析、炉構造の一部で特許を出願するなど、現場をサポートしながら技術改善に取り組みました。
佐賀関製錬所 技術部 生産管理課 企画担当
働き方改革で生まれた
家族との時間
現在はデスクワークが主流となり、在宅勤務も増えています。出退勤時間がない分朝夕に子どもと接する時間が増えたので、公私ともに充実しています。配属当初は生産物量計画に従事していましたが、2020年度からは物流効率化やその他物流・物量に関連するプロジェクトに携わっています。
※社員の所属部署は取材当時のものです
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