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座談会

Session

女性社員座談会

これからもずっと、この場所で。
充実した日々を過ごしたい。
これからもずっと、
この場所で。
充実した日々を
過ごしたい。
JX金属に入社した女性社員は、さまざまなライフイベントにどう向き合っているのか。今回、3人の社員に仕事や育児、働き方に関わる制度について語り合ってもらった。

Profile

「会社の顔」としてお客様に向き合う。

本日は、よろしくお願いします。

金田 奈緖
皆さん、こんにちは。今日は自宅から参加しています。(モニターに子どもが写り)あ、下の子です。
野田 麻由
かわいい! こんにちは。ウェブミーティングならではの光景ですね。今日はよろしくお願いします。
金田 奈緖
よろしくお願いします。熊倉さんとは、久しぶりですね。
熊倉 紗代子
ご無沙汰しております!
金田 奈緖
最初に会ったのは、入社前の面談のときでしたね。当時私は人事部で採用担当をしていたので、よく覚えています。そのあとすぐ、私が産休育休に入って3年間休んでいたから懐かしいなあ。今は品質保証課でしたよね。
熊倉 紗代子
はい。2020年の10月に製造部から異動しました。
金田 奈緖
どんなことをしているんですか?
熊倉 紗代子
FPC(フレキシブルプリント回路基板)用銅箔の担当として、品質保証や現場の改善をサポートしています。
野田 麻由
仕事のどんなところが面白いですか?
熊倉 紗代子
製造部にいた頃は、現場の人たちとも協力しながら、生産効率や品質、設備の安全性を高めるために工夫を凝らすところにやりがいを感じていました。品質保証課に異動した今は、副担当として主担当の先輩から仕事を学んでいる最中です。生産性と品質をどうやって両立するかを試行錯誤するところに面白さを感じています。
金田 奈緖
品質保証課は、お客様と製造現場との間に立つ仕事だから大変なところもあるでしょう。
熊倉 紗代子
はい。品質保証課はいわば「会社の顔」だと思っています。だからこそ大変だなあと思う部分は多いです。例えば、製品の微小な表面欠陥をお客様から指摘されたとします。この欠陥の流出防止のために対象製品すべてを検査するとなると、多くの時間とコストがかかってしまう場合があります。また、表面欠陥の発生源対策にかかるコストが割に合わない場合も多々あります。限られた環境や時間、予算の中で関連部署と協議を重ね、工場内の生産性を落とさないまま品質を改善する方法を模索します。難しい場面も多いですが、無事にお客様が納得されたときの嬉しさはひとしおです。
金田 奈緖
熊倉さんの成長を感じられて、私も嬉しいなあ。
熊倉 紗代子
ありがとうございます。
金田 奈緖
野田さんは、ESG推進部ですね。
野田 麻由
はい、私は2019年10月に育児休業から復帰して、総務CSR部でCSRを担当していたのですが、今は先日新しく発足したESG推進部にいます。JX金属におけるESG経営はどうあるべきか、何をするべきかという基本的な方向性を模索するところから、グループ全体でESG経営を推進できるような社内体制の整備などをしています。
金田 奈緖
ESGというのは、新しい経営視点ですよね。足許だけでなく長期的な視点が必要だと思います。きっと責任は大きいですが、その分やりがいもありそうな仕事ですね。
野田 麻由
そうですね。JX金属は100年以上前の創立当初から、地域社会との共存共栄を大切にしてきました。昨今注目されているサステナビリティに通じる考え方がDNAとして浸透している会社です。そういった歴史なども踏まえながら、JX金属らしいESG経営の在り方を考え浸透させていくのは楽しいし、やりがいもあります。金田さんは、復帰後、どんな業務を担当しているんですか?
金田 奈緖
総務部で海外の危機管理や業務上で必要となる様々な保険付保方針の決定、安全衛生の一環として新型コロナウイルス対策など、さまざまな業務に取り組んでいます。世の中の動向に応じて、社員の生活や様々な業務をサポートするために、新しいサービス、仕組みなどを取り入れていく発展的な部門だと感じています。
野田 麻由
具体的にはどんなお仕事をしているんですか?
金田 奈緖
例えば、事業のグローバル化に伴って、海外に駐在する社員が急激に増えています。それに比例して、危機管理の重要性が一層高くなっていますが、拠点によって抱えている課題はさまざま。また、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大をはじめ想像もつかない事態も起こります。そのため、駐在員とコミュニケーションを取りながら国や地域事情に応じた最適な支援を吟味して、危機管理の仕組みを構築しています。

温かい言葉に、背中を押されて。

野田さんと金田さんは育児休業などの制度を利用されました。当時の状況や心境を教えてください。

金田 奈緖
私が取得した2017年当時は、育児休業を取得している先輩がそれほど多くなかったので、多少不安はありました。ただ、当社は女性社員同士の絆が強いので、経験している先輩社員に、育休中に会社とのつながりはあるのか、お給料はどうなるのかなど、たくさん質問をしました。皆さん快く教えてくださったので、心配は薄れました。また、休業中も会社から定期的に連絡があったり、社内報をもらったりしていたので、会社の様子はそれなりに把握できていましたね。印象的だったのは、休業前に役員から「また戻ってきて、仕事を一緒にしましょうね」と言ってもらえたことです。
野田 麻由
私も周囲からの温かい言葉に何度も救われました。当時は育児休業を取得することについて申し訳ないという思いが強かったです。特に、管理職が部長と課長の私だけだったので、私が抜けるとポッカリ穴が空いて、他の誰かに負担がかかるのは目に見えていました。
熊倉 紗代子
それは心苦しいですよね。
野田 麻由
はい。だから妊娠を報告するとき会社には「最速で戻ります。」と伝えました。そうしたら「それはダメだ」と。「育児も大切な仕事だからきちんと休んで育児をしっかりして経験を積んで、落ち着いてから戻ってきなさい。戻ってからまた貢献できるよう頑張ればいい」と言ってもらえたんです。そのおかげで気持ち良く休みを取ることができました。
熊倉 紗代子
仕事から離れることに不安はありませんでしたか?
野田 麻由
休業中は慣れない子育てに精一杯で、あまり他のことを考える余裕はありませんでした。それでも、ふと不安に思うことはありましたよ。復帰後、仕事と子育ての両立が私にできるのかって。それまで忙しく働いていたし、そして子育てが思い通りにはならないこともよく分かってきたし。でも子どもは可愛くて、一緒にいる時間は大切にしたい。だから両方を求めると仕事も育児も中途半端になってしまうのではないかって。
熊倉 紗代子
その不安は、どうやって消化したんですか?
野田 麻由
ある本に書かれていた言葉がきっかけですね。「子どもは親の言うようにはならないけれど、親のするようにはなる」。要するに親である自分が、子どもになって欲しい姿にならないとダメだということ。私は仕事が好きだし、仕事を通して成長してきたという思いが強い。そんな私から仕事を取ってしまったら、逆に良い母親になれないと思いました。仕事を頑張っている姿を子どもに見てもらおうと考えることで、気持ちを切り替えることができました。

制度と社風が、仕事と子育ての両立を支える。

熊倉さん、先輩社員のお二人に何か聞きたいことはありますか?

熊倉 紗代子
はい。育児に関する制度の中で特に役立ったものは何でしょうか?
野田 麻由
一番良かったのは、会社が契約している企業主導型保育園に入園できたことです。今は本社が移転しましたが、私が復帰した当時は本社ビルのすぐ近くにありました。子どもを連れての通勤は大変でしたが、すぐそばにいるから何かあれば飛んでいけるので安心できました。金田さんはいかがですか?
金田 奈緖
育児補助制度ですね。家事代行などを利用すると実費を会社が負担してくれる制度で、復帰してから料理代行サービスを月に2、3回利用しています。仕事と子育てを両立しようと思うと、やることがたくさんあって常に時間に追われます。制度を利用して、たまにでも家事を外部に頼めると本当に楽なんです。個人で負担するとなると、それなりにお金がかかるので躊躇してしまうから実費負担は助かります。
熊倉 紗代子
なるほど! そんな制度があるのは知りませんでした。利用することで仕事にも、子育てにも一層前向きに取り組めますね。
金田 奈緖
あとは復職支援金もありがたかったですね。復職月は給与がないので支援金として10万円が支給されるのは助かりました。復職するにあたって、子どもを保育園に預けるためにいろいろと出費がかさむので。
熊倉 紗代子
普段の仕事への取り組み方などで、意識されていることはありますか?
野田 麻由
私は復帰するにおいて、育休前と同じような働き方を希望しました。もちろん業務が長引けば残業することもあります。でも、お迎えの時間などの時間的制約はどうしてもあるので、お迎えまでに終わらせないといけない仕事とそうでないものに分けるなど、優先順位をつけて効率的に動くことを意識しています。
金田 奈緖
現在私は時短勤務を利用していませんが、定時の17時50分にきっちり仕事を終えるようにしています。超えても10分程度かな。子どもが生まれる前は、仕事が終わらなければ残業すればいいと思っていましたが、生まれてからはガラッと考え方が変わりました。子どもとの時間を大切にしたいのはもちろんのこと、私の場合残業をすると家事が全く回らないんです。そのために野田さん同様、短い時間で高いパフォーマンスを出せるよう意識しているし、ToDoリストをつくって、仕事内容を整理するようにしています。今はコロナの影響で在宅勤務も取り入れながら、勤務することができています。通勤しなくていい分、時間を効率的に使えていますね。
熊倉 紗代子
私自身、今の仕事が大好きで、残業することへの抵抗は全くありません。でも、将来的に子どもが生まれたら働き方を改めたいと思っています。でも、果たして定時までに仕事を終えられるようになるのか……。不安です。
野田 麻由
今はそのままでもいいと思いますよ。若いときの経験は将来必ず役に立ちます。必要なことにはしっかり時間をかけて、納得いくまで取り組むことが大事だと思います。いつか必要に迫られれば、おのずと意識は変わってくるから、不安に思う必要はありません。
熊倉 紗代子
そう言ってもらえると勇気づけられます。
金田 奈緖
それに、JX金属は社員同士の距離感が近くて家族的な社風だと思っています。困ったことがあれば手を差し伸べてくれます。
野田 麻由
復帰した先の新しい部署で分からないことだらけだったときも、部署内だけでなく、部署の垣根を越えて相談に乗ってくれる人が何人もいたから、私も心強かった。風通しが良くて、周りの人を思いやれる人が多い会社だから、先回りして心配しすぎることはないですよ。

今後、増えていく女性社員のために。

最後に、これからの目標について教えてください。

野田 麻由
JX金属は男性・女性関係なく社員一人ひとりの挑戦を後押ししてくれる会社です。ただ、女性社員の数はまだ少ないのが現状。正直、どういうふうに活躍しているのか見えにくいことはあるかもしれません。だから、私が子育てしながら仕事を楽しんでいる姿を見せることで、後輩たちの不安を少しでも和らげることができればいいなと思います。
金田 奈緖
漠然としていますが、すべての社員、そしてその家族が、幸せに日々を過ごせる会社にしたいと思っています。そのために何ができるのか、仕事と家庭という2つの視点で考えながら、できることをしていきたいと思っています。ママの会など、子育てしながら働いている社員が交流する場やコミュニケーションの機会をつくっていければいいなと思いますね。
熊倉 紗代子
これからJX金属としても技術系の女性社員の採用に力を入れていくと聞いています。なので、仕事と育児の両立や、技術者としてのキャリアアップにおいて、私自身が後輩のロールモデルになれればと思っています。今日、野田さんと金田さんから聞いたお話を参考にしながら、JX金属で充実した日々を過ごし、もっともっと成長していけたらなと思います。
野田 麻由
頼もしいです。またこのメンバーでお話しできたらいいですね。
金田 奈緖
そうですね。このご時世、なかなか直接というわけにはいかないと思いますが、こうやってオンラインでお茶でもしながら、近況報告できたら嬉しいです。
熊倉 紗代子
ぜひぜひ! 楽しみにしています!
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