JX金属
JX Advanced Metals Recruitment Information
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社員紹介

発見の喜びを、
いつまでも大切にしていたい。
発見の喜びを、
いつまでも大切に
していたい。
川村 茜
AKANE KAWAMURA
材料・プロセス(製造・生産技術)
日立事業所 HMC製造部 生産技術課
(取材当時:JX金属環境株式会社 製造部 製造課Z炉)
2016年 新卒入社
工学研究科 フロンティア材料機能工学専攻 修了
学生時代の研究内容は?
研究活動とともに、
工学部のPR活動にも参画。

学生時代は非鉄金属の製錬分野の研究室に所属し、レアメタルの新たなリサイクル方法の検討に取り組みました。具体的にはリサイクルの対象となるレアメタルと他の物質とを、ある温度で反応させたときの状態図の作成や、非鉄金属をつくる際の金や銀といった貴金属の挙動について研究しました。研究以外では友人とともに、地域の小中学生を対象とした理科の実験教室のお手伝いや、オープンキャンパスで女性の工学部志望者を対象とした相談会を開催し、女性の少ない工学部を盛り上げるための活動をしていました。

JX金属を志望した理由は?
非鉄金属は縁の下の力持ち。

金属資源の安定供給を通して社会に貢献したいと考えたからです。就職活動の一環で工場見学会に参加した際、日本トップクラスの銅生産量と多種の金属を回収する技術を目の当たりにしました。私たちの生活を豊かにする最新鋭のテクノロジーを有するさまざまな機械も、非鉄金属なしではつくれません。現代社会を支える縁の下の力持ちである非鉄業界で働きたいと考えました。そして就職活動中にお会いした社員の方々が皆明るく温かい雰囲気で、いろいろな疑問や悩みにも親身になって答えていただきました。こんな人たちと一緒に働きたいと心から思い、JX金属を志望しました。

現在の仕事内容を教えてください。
リサイクル工場の操業を管理する。

現在所属しているJX金属環境株式会社では、リサイクル原料から銅や貴金属の回収、産業廃棄物の無害化処理を行っています。JX金属は焼却炉と溶融炉の二つの炉を所有しており、私はリサイクル原料や産業廃棄物の焼却炉とそれに付帯する排水処理の操業管理に携わっています。工場の排水は有害な成分を除去してから放流します。原料に含まれる成分のばらつきによって排水の性状は変化するため、その都度排水に最適な量の薬剤を投入し、有害成分を安定的に取り除けるよう管理しています。他にも現場のオペレーターと協力して、設備の作業性を高めるための改造を提案したり、試験を実施してプロセスの見直しを行ったりと、安全で作業のしやすい職場環境の構築・改善活動にも取り組んでいます。

仕事のやりがいや難しさを
どのような部分に感じますか。
優先順位を意識し、
幅広い知識を生かす。

製造工程の改善に成功したときは、効果が数字として表れるので達成感を覚えます。自分で考えた仮説をもとに実験を行い、予想していた結果や効果が得られたときも嬉しいですね。さまざまな発見をもとに次はどんな試験にチャレンジしてみようかと、どんどん意欲が湧いてきます。

幅広い知識が問われるため難しいと感じる場面も多いです。学生時代の研究活動では一つの分野を掘り下げ、深く考察します。しかし、社会に出て実際に稼働している工場を管理するためには、専門分野の知識だけでは太刀打ちできません。法律をはじめ機械・電気設備の構造、化学物質の反応・有害性といった学生時代に触れることのなかった安全・環境に関わる分野を一から勉強する日々です。また、時間をかけてじっくり取り組める学生時代の研究活動と異なり、仕事には常にリミットが伴うためスピードをもって取り組む必要があります。複数の案件が同時に進行するので、何事にも優先順位を付けるよう意識しています。

これからの目標を教えてください。
経験を積み、複数の工場の強みを
最大限引き出したい。

現在、私は日立事業所の一つの工程における安定操業・改善活動に取り組んでいます。将来はさまざまな部門で経験を積んだ上で、複数の工場を連携させた改善活動にチャレンジしたいと思っています。JX金属の製錬事業・リサイクル事業は全国各地に拠点があり、各工場で独自のプロセスを複数有します。ある工場で悩みの種となっている原料や発生物も、他の工場では活用できる場合が少なくありません。それぞれの工場の強みを最大限に生かし、JX金属グループ全体でシナジー効果を得られるよう、改善の立案・実行に取り組みたいです。また多岐にわたるアイデアを提案できるよう、各工程で用いる化学反応の原理原則や、多様な種類の原料の処理に適した設備構造の知識など、次なる発見に向けて幅広く学び続けていきたいと思っています。

Episode
胸いっぱいの達成感。
それはプレッシャーの向こう側。

入社1年目、排水処理の工程改善を任されました。もともと排水処理には特殊な薬剤を使っていたのですが、あるデメリットがありました。それは「コストが高い」こと。そこで特殊な薬剤を使用せず、同等のレベルで有害物を除去できる技術が求められました。まず着手したのが現状分析です。「なぜ特殊な薬剤を使わないと有害物を取り除けないのか」。実験を繰り返し、原因と対策を一から考えました。やがて有害物除去の反応を妨害している成分を発見。妨害成分を入れないための工程を検討しました。

途中、設備の改造範囲が当初の想定より広がったため、大きな設備投資が必要であることが判明しました。プロジェクトで動く金額の大きさを目の当たりにしたとき、プレッシャーに押しつぶされそうになりました。それでも上司や先輩にサポートしていただきながら、新たにつくる設備や既存設備の改造方法を検討していきました。試行錯誤の日々を経て、やっとのことで設備の稼働が完了。達成感で胸がいっぱいになりましたね。当初想定していた薬剤の使用量削減やコスト改善も達成でき、会社に貢献できたのもまた嬉しかったです。

※社員の所属部署は取材当時のものです
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