資源開発事業 藤原 崇行

日本を代表するプロジェクトの最前線を担う

パンパシフィック・カッパー株式会社(出向)
チリ事務所
工学研究科卒 2008年入社

※所属・内容等は取材当時のものです

私の仕事

世界的プロジェクトに携わる

世界有数の銅鉱山であり、当社が15%の権益を保有するチリのロスペランブレス鉱山に採鉱技術者として2010年4月から2013年3月までの3年間出向し、2013年4月からは、その経験を生かし当社のカセロネス・プロジェクトで長期採掘計画(操業開始から閉山まで)の作成を行っています。
具体的には、地質担当が作成したブロックモデル(銅品位分布のデータ)を基に、様々な制約条件を設定し、プロジェクトの経済的価値が最も大きくなるように採掘ピットの設計を行い、どの箇所から、どの順序で採掘するかをまとめた採掘計画を作成します。また、その計画に必要となるトラック、ショベル、削岩機などの重機の台数計算も行います。

印象に残る仕事

国境を越えた理解が、より良い仕事を創造する

自分の作成した計画が、実際に現場の操業へ反映される時にやりがいを感じます。チリで最初に配属されたロスペランブレス鉱山では、1日あたり約40万トンの採掘を行っており、採掘ピットも非常に大きく(南北2.2km、東西に2.5km)、初めて操業現場を見た時、そのスケールの大きさに感動したことを覚えています。このようなスケールの大きい鉱山操業の計画に自分が関わっている事を誇りに思いますし、実際計画通りに操業が行われると、とてもうれしく感じます。
操業現場の技術的な内容について疑問を持ったら、実際に操業を行っているメンバーや請負会社の人に直接話を聞きに行くようにしていますが、最初のうちは、いきなり来た「スペイン語の拙い日本人」に対し、迷惑そうな感じであまり詳細なことは教えてくれないことも多々ありました。しかし、諦めずに何度も足を運び続けることで次第に打ち解け、「また来たな」という感じで親切に詳細な内容まで教えてくれるようになりました。このように言葉も文化も違う人達と信頼関係を構築することができた時に、非常にうれしく感じたことを覚えています。

仕事をするうえで大切にしていること

メリハリをつけたコミュニケーションが大切

職場の同僚であるチリ人は、日本人に比べ、何事にもおおらかな気質で、細かなことについてはあまり気にしない人が多いように感じます。一緒に仕事をしていると、徐々に自分もチリ人化していることに気づくときもありますが、仕事の大事な場面では日本人ならではの細やかな感覚、論理的思考を忘れないように気をつけています。ただし、常に細かいことばかりを気にしていると、同僚からは「うるさいやつ」と思われるので、仕事にメリハリをつけ、あまり重要でないところはラフに捉え、重要なところは、たとえ嫌がられても自分の意見をしっかりと伝えるようにしています。
現在は操業現場から離れたオフィスで仕事をしているのですが、時間を見つけて、出来るだけ操業現場に出向き、最前線で働いている人とコミュニケーションを図るように心掛けています。何年も先の操業状況をより具体的にイメージしながら、採掘計画を作成できるようになるのが現在の目標です。

後輩に

若手が世界で活躍するチャンスのある会社

私の所属する資源開発部門を含め、当社の多くの部門において、若いうちから海外で働く可能性があります。これは当社の魅力の一つだと思います。
私がチリに赴任したのは入社2年目の終わりで、チリに来て約5年が経過しますが、現在、私より若い後輩たちがどんどんチリに赴任してきており、現場の最前線で働いている人もいます。海外でグローバルに働きたいのなら、JX金属はお勧めです。