コーポレートセクション 五月女 裕輔

経理は、「社内向けのサービス部門」

パンパシフィック・カッパー株式会社(出向)
佐賀関製錬所 総務部 総務課 総務担当
商学部卒 2009年入社

※所属・内容等は取材当時のものです

私の仕事

生産活動の全てを、数字で把握する

私は、パンパシフィック・カッパー株式会社の佐賀関製錬所で、経理担当として勤務しています。具体的な仕事内容は、生産量や製造コストの集計・解析・報告など。佐賀関製錬所では銅・硫酸・金など多岐にわたる製品を製造していますが、これらの製品は全て、数値管理されています。「どれだけ生産されたか」「仕掛品がいくら在庫にあるか」「製造するのにコストがいくらかかったか」といった生産活動はすべて数字で表わされるのです。
これらの数字を経理ルールに則り集計し、決算書類を作成するのが、私の仕事。加えて、予実算管理も経理の重要な仕事です。当期の経営計画としての予算を取り纏め、「実績が予算に対してどうだったか」「今後の見通しはどうなのか」を確認し、経営層への報告資料を作成しています。日々膨大な数字を相手に仕事をしていますが、数字はすべて現場の操業から成り立っているため、現場を確認して回ることも大切な仕事です。

印象に残る仕事

大きな責任が、若い社員を育てる

経理の仕事は経営層を相手にすることが多く、入社して3年ほどの若手でも経営層へ直接説明をすることが多々あります。報告の際、決算に表れた数字を元に、実際の操業と関連付けて成績がどうだったかを上手く説明でき、相手に納得してもらうことができた時はとても大きな達成感とやりがいを感じます。
当社には経営層への報告など若い社員であっても大切な業務を任せる社風があり、若手社員が成長できる環境だと思います。私も開発費1億円、開発期間2年以上という大きな経理システム開発プロジェクトに参加し、開発主担当という重要な役割を任せてもらいました。大きなプロジェクトであったため苦労や困難も数えきれないほどありましたが、先輩社員や仲間のサポート、アドバイスもあり無事完成まで辿り着くことができ、その時の仕事を通じて大きく成長できたと感じています。

仕事をするうえで大切にしていること

経営判断を促す解析を心掛ける

出てきた数字の意味を把握し、その意味を相手の目線に立ちわかりやすく説明することを心がけています。経理の仕事は、「社内向けのサービス部門」だと思っています。操業や経営をより良い姿に改善していくためには、第一に現状の姿がどうなっているかを把握することが重要です。しかし、ともすれば専門的過ぎて、経理が専門ではない人にはよくわからないことも多いですし、上層部にとって、細かいデータを全て把握することはなかなか難しいものです。
私が常に意識していることは、単なる数字の羅列から現在の状況を把握・解析し、相手が望む情報をわかりやすくタイムリーに提供することで操業や意思決定へ貢献するということ。こうした視点を大切にしています。また、経理の基本として、適正なルールに基づいて正確にデータを作成するということも心がけています。

後輩に

日本だけではなく、世界に貢献する喜び

当社が取り扱う非鉄金属は、インフラ構築や家電製品などに広く使用されるものであり、日本のみならず世界中の人々の暮らしに役立つものです。当社で働くことを通じて、これらの製品を安定的に供給し社会の発展に貢献できることが、私が感じる当社の最大の魅力です。それも鉱山開発といった川上から電子材料といった川下まで、さらにリサイクル事業では資源の有効利用にも貢献できるなど、広い分野に携わることができます。また、私が勤務している佐賀関製錬所は日本でもトップクラスの規模を誇り、とにかくスケールが大きいです。
今までの人生で見たことのないような、巨大な炉やドロドロに溶けた高温の溶銅、一本数千万円の金の延べ棒など、普通の工場ではなかなか見ることができないものを見ることができることも、製錬所ならではの魅力だと思います。