佐賀関製錬所
(パンパシフィック・カッパー)

歴史・概要

JX金属のグループ会社であるパンパシフィック・カッパーの佐賀関製錬所。
操業の開始は1916年に遡ります。当社の前身である久原鉱業が、製錬事業の一層の強化を目的として、国内外の鉱石の輸送に適した良港、大分佐賀関に建設しました。
今では高い技術力と国内1位の粗銅生産能力を誇り、アジア地域における銅の安定供給の一翼を担っています。

製品

佐賀関製錬所が生産するのは、純度99.99%の高品質の電気銅。
副産物として、貴金属(金・銀・プラチナ・パラジウム)や硫酸等も効率的に回収しています。

技術

佐賀関製錬所では、粗銅生産能力45万トン(国内第1位)、電気銅生産能力25万トンという、世界トップレベルの生産規模を活かした、効率的で安定的な操業を行っています。銅精鉱を受け入れる自溶炉では、酸化熱を利用して、効率的な処理を実現しています。また、佐賀関製錬所の原料は銅精鉱のみならず、使用済みの電子機器などのリサイクル原料も含まれています。
そのほかにも岡山県玉野市の日比製煉所や、韓国温山のLS-Nikkoと連携することで、競争力の強化を図っています。

人と環境

佐賀関製錬所では、創業当初より地域の方々との共存共栄を大切にしてきました。その代表が「関の大煙突」の愛称で親しまれた第一大煙突。1916年の創業当初、亜硫酸ガスによる煙害を最小限に食い止めるため、排煙を高層気流に乗せて拡散させることを目的に、167.6メートルの高さで建設されました。それから100年の長きにわたり、街の歴史を見守り続けてきましたが、老朽化により2013年に、惜しまれつつも解体。現在では、1972年に建設された第二大煙突が、街のシンボルの役割を引き継いでいます。
佐賀関製錬所は、環境負荷の低減を図りつつ、安定的・効率的な操業の継続を通じて、これからも世界の銅の需要にこたえていきます。