教育体系

JX金属では、従業員への教育・育成に積極的に取り組んでいます。「マネジメント能力開発」「専門能力開発」「国際化能力開発」「自己啓発」と「その他能力・意識開発」という5つの柱でさまざまな教育を実施し、幅広く人材育成に努めています。
また、当社では「人と組織の活性化」を大きく掲げており、従業員一人ひとりの意識改革・能力向上を図るため、新規教育制度や各種支援を実施しています。たとえば、自己啓発に対する会社支援である「自己啓発支援制度」や、専門能力やマネジメント能力強化のための「国外留学(A:海外大学院での博士号・修士号取得)、B:MBAの取得)」の促進は、そうした取り組みの一部になります。

JX金属教育体系図

若手研修の実施内容例
(大学・大学院卒社員向け)

新入社員研修
  1. 当社の組織、経営の現状と課題について理解する。
  2. ビジネスパーソンとしての基本スキル(ビジネスマナー、財務会計等)を習得する。
  3. 同期入社社員との連帯感、一体感の醸成を図る。
1年目フォローアップ研修
  1. 入社してからの自分を振り返り、自己の現状と期待されている役割を認識する。
  2. 自身の仕事の進め方(G-PDCA)における問題点を把握し、今後の成長課題を明確にする。
  3. 自身の思考スタイルを把握し、ストレスを理解・活用することで、困難な状況に直面しても前向きにチャレンジできる逆境力を養う。
3年目研修
  1. 当社の経営の現状と課題についての理解を深める。
  2. 職場で必要なリーダーシップと後輩指導スキルを身に付ける。
  3. 周囲に働きかけながら仕事を進めるためのコミュニケーションスキル(ロジカルシンキングおよびプレゼンテーションスキル)を習得する。
  4. 役割期待の理解と動機付けを行う。
4年目研修
(DNA研修)
  1. 当社の事業運営にあたっての社会的責任とその取り組みについて、代表事例として休廃止鉱山である豊羽鉱山の見学等を通して理解を深める。
  2. 当社の企業理念(経営姿勢)の理解を深めるとともに、所属する事業や受講者自身の業務との関連性を考えることにより、当社社員としての態度形成を図る。
5年目研修
  1. 当社の現状と課題についての理解を深める。
  2. 自身のキャリアビジョン(仕事の将来像)を構築することにより、業務への取り組み姿勢を再認識する。
  3. 問題解決プロセスの習得および担当業務における課題への取り組みを通じて課題解決能力を養成する。
  4. 研修を通じて今の自分に足りない能力、考え方に気づき、認識することで、その後の自身の成長につなげる。
4年目(DNA)研修における豊羽鉱山見学
新入社員研修(チームビルディング)

JX金属の国際化教育の概要

対象者 内容
1年目語学教育 大学(院)卒1年目社員希望者 自己啓発として語学レベル(TOEICスコア)に応じて語学通信教育を受講。必要に応じて、英語以外の語学を選択することも可能。(受講期間は5ヵ月程度)
2年目海外研修 大学(院)卒2年目社員全員 語学レベル(TOEICスコア)に応じて海外の語学学校などに8週間派遣。欧米の大学などでの講義受講または海外の語学学校での中国語・韓国語・スペイン語研修。
短期語学留学 業務上、一定の語学力が必要とされる者 英語・中国語・韓国語・スペイン語の海外語学学校などに4~12週間派遣。
第2外国語研修 業務上、一定の語学力が必要とされる者 自己啓発として中国語・韓国語・スペイン語などの学習を希望する者で職制が認めた者について、勤務時間外での語学研修を実施。(週1回、2時間。授業料は会社負担。)
社内TOEIC 希望者(大学(院)卒10年目までは必修) TOEICを毎年実施。

セルフ・イノベーション・サポート

当社では社員の“もっと成長したい!”という意欲に応え、従来の自己啓発制度を見直し、金額とプログラム内容に自由度を持たせた「セルフ・イノベーション・サポート」制度を設けています。

「セルフ・イノベーション・サポート」の申請手順

本制度では、社員自らが希望する外部研修プログラムを申請し、会社の承認を得て受講します。そしてプログラム修了時に、会社が費用の半額(上限50万円/1プログラム)を補助する制度です。ワーク・ライフ・バランスを推進する中で、創出されたプライベート時間の有効活用などを目的に、今までの自己啓発支援制度にはない、自由度の高い制度としたことが特長です。
従来は、会社があらかじめ用意したプログラムの中から社員が選択して受講するというものでした。本制度では、会社業務に資することや業務時間外の受講などを条件に、語学・資格・学位・各種スキルなどの幅広いプログラムの選択が可能なため、社員の自己啓発意欲に従来以上に応えていけるものとなっています。

利用者数 申請プログラム実績
2016年度:13名 英会話、米国公認会計士、弁理士、中小企業診断士、大学リーダーシッププログラム、経営大学院単科プログラム 等
2017年度:17名
2018年度:28名※2019年1月1日現在

VOICE 国際化教育(短期語学留学)受講者より

電材加工事業本部薄膜材料事業部 ターゲットユニット 主任(当時)池上 慎吾

短期語学留学では、業務上一定の語学力が必要とされる社員を対象に、海外の語学学校などに4~12週間の派遣を行っています。
語学学校では、朝8時から夕方6時まで、基本的にはフィリピン人講師とのマンツーマン形式の授業を受けていました。英語で話すことに慣れていないせいか、最初の頃は初歩的な単語が出てこないことも多かったですが、日が経つにつれ、高度な内容でも拙い英語ながら講師や他学生と議論を交わせるようになりました。授業以外でも、買い物などで外出すれば英語を使ったコミュニケーションしていましたので、気がつけば自然と英語が出てくるようになり、非常に充実した期間を過ごすことができたと思います。留学期間中に学んだ英語は即ビジネスで使えるものばかりではありませんでしたが、私にとっては英語との距離感が縮まり、聞き話すことに抵抗がなくなったことが大きな収穫です。今後もさらなるレベルアップに励み、将来は海外顧客との交渉などに活かしていくことを目指します。