資源開発事業

限りある貴重な鉱物資源の安定確保と効率的運用のために

国際的に資源獲得競争が激化している中で、良質な原料鉱石を安定的に供給していくため、チリをはじめとする鉱山開発プロジェクトに企画段階から積極的に参画し、鉱山権益の拡大を進めています。また、限られた資源の効率的・持続的な活用を目指し、独自の新製錬技術の事業化推進にも力を入れています。

探査

探査活動で有望な鉱床を絞り込み、詳細な調査を行って技術面・経済面などから鉱山開発の実現可能性を検討します。開発が決定されると、インフラや鉱石処理設備の建設工事を行います。

採鉱

対象となる銅鉱床に対し、経済的に最適な採掘計画を策定し、鉱石を採掘します。現在稼働している大型鉱山では、地表を階段状に採掘する「露天掘り」が主流となっています。

選鉱

採掘した鉱石を粉砕し、すり潰すことにより、数十ミクロン程度の大きさにまで細かくします。その後、鉱物が水をはじく性質を持つことを利用して、対象となる鉱石を、銅を多く含む部分とそれ以外の部分とに分離します。細かく砕いた鉱石に水を加えて薬品を添加し、下から空気を送り込んで発泡させます。その泡の表面に有用銅分が付着する原理を利用して回収します。こうして、銅品位20〜40%の銅精鉱が出来上がります。

磨鉱
選鉱

カセロネスプロジェクト

南米のチリでは、当社グループが主体となり、100%日本資本によるカセロネス銅鉱山の運営を行っています。同プロジェクトで生産される銅精鉱は、銅量ベースで日本全体の輸入量の約1割に相当することから、我が国の銅資源の安定供給に大きく貢献することが期待されています。

権益取得時期 2006年5月
権益取得額 137百万米ドル
開発投資額 約42億米ドル(生産設備等初期投資額)
権益比率(2018年3月末) JX金属:51.50%/三井金属鉱業:25.87%/三井物産:22.63%
マインライフ 28年間(2013年〜2040年)
総生産量(28年間) 銅:355万トン(銅精鉱314万トン、SX-EW電気銅41万トン)/モリブデン:8万7千トン
生産計画 2013年3月 SX-EW電気銅生産開始/2014年5月 銅精鉱生産開始
カセロネス銅鉱山